多感覚器分析システム計測機器|食品開発課

ヒトは食品のおいしさを舌で感じる味覚、鼻で感じる嗅覚、目で感じる視覚を統合して判断します。鼻づまりの時や、暗闇の中で食事をしてもおいしく感じられないことからも、おいしさは味だけでは判断できないことがわかります。
多感覚器分析システムは味覚(味)、嗅覚(香り・匂い)、視覚(外観・色)について評価する3つの機器と、それらの機器から得られた評価結果を解析するソフトウェアで構成されています。
このシステムを用いることで商品の味、におい、見た目を数値データとして比較をすることができます。売れ行きが芳しくない商品と売れ筋商品を比べることで、売れない課題は味なのか、香りなのか、色あいなのか、それとも複合的なものかをデータで見極めることができるため、より迅速な商品改良や新商品開発に活用できることが期待できます。また、製造ロットごとの違いを検査することで、品質管理や異常品の検査にも利用できます。

使用例

・試作品、競合品との比較による商品開発

・ロット間差を比較することによる品質管理

・正常品と異常品の比較

使用料項目 多感覚器分析システム

機器の仕様

メーカー アルファ・モス・ジャパン(株)
型式 (1)におい分析装置 フラッシュGCノーズ HERACLESⅡ/HS/S  (2)味分析装置 電子味覚システム AstreeV5 (3)外観分析装置 ビジュアルアナライザー IRIS VA400
スペック (1)におい分析装置
分離方式 2本のメタルキャピラリーカラム
1検体当たり4分以内であること。
検出原理 水素炎化イオン検出器(FID)
分析サイクル 1検体当たり10分以内
その他  最大60検体測定できるオートサンプラー
保持指標データライブラリにより化合物の推定
においの特徴を表現、定量

(2)味分析装置
検出原理 7本の電気化学センサーによる参照電極間との電位差測定
分析時間 1検体当たり3分以内
その他  自動分析処理 オートサンプラー

(3)外観分析装置
測定原理 1600万色CMOSセンサー(分解能2588×1942)
分析時間 1検体当たり1分以内
校正機能 24色カラーチェッカー
外観分析 サンプル表面の色比率バーグラフ、
プリミティブカラー、
全体平均と個体(原料)ごとの選択、
大きさ・円性と楕円性の測定
特記事項 ◆多感覚器分析システムの原理、操作方法、データの活用方法については、食のプラットフォームを通じて講習や実習を行う予定です。
装置の活用に関心がある方は、食のプラットフォーム「味の数値化」分科会にご参加ください。
導入年度 平成29年度
導入事業名等

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